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リアル・プラスワン飼育術

リアル・プラスワンのくっきりバンドに、ぱりっとした地色の個体もここ最近結構入手困難になってきましたね。

10年前の品質と現在では勝手が違うような気がします。

発色しない理由探しは「水質が~」「同居魚が~」などありきたりですので、

発色した状態を乱舞させるモトカワ流飼育術をお話しようかと思います。

①背面に凹凸のある色をつける

背面白はバンドが反転する個体が多く黒は黒化する個体が多いです。

クリア水槽で壁紙が木目・水草のバックスクリーンの2点が非常に成績いいです。

この環境が不可の場合は大きな流木をいれ環境に色を与えるのがてっとりばやい手段です。

②きつい水流をつける

遠慮せずイっちゃって下さい。

毎分水量は水槽容量の10分の1超えて下さい。

じっとしたり低層ばかりちょこちょこ泳ぐ様な個体発色しにくいです。

強制遊泳させて下さい。

③緊張感と開放感を同時に与える

定番ですがデカイアロワナで警戒させ、あて魚を入れる。

今回は少し大きめな鯉をいれてみました。

ベビーですと並エンゼルのLサイズがオススメです。

怒り役と怒られ役の一人二役してくれます。

④エアーをたく

シュワーとした細かいのは嫌います。

ボコボコした大きい気泡は興味をひき好奇心旺盛な種ですので興味を持ったものには柄を出しやすいです。

接地位置は水槽真ん中が一番理想です。

⑤水質

濾過は大切です。

PHは常識の範囲内であれば関係ありません。

って感じでしょうか。

色がでない=調子が悪い訳ではありません。

黒いorバンドの反転している状態はその環境のなかではそのカラーが一番リラックスする状態です。

「どうしたら色が出るか?」

ではなく「発色した状態が一番リラックスしている環境作りをするにはどうしたらいいか?」

という風に向き合ってもらえば案外容易にできると思います。

ダトニオの混泳がうまくいかない場合は

①~④に準じて頂き

プラスの十分な生き餌を与えればうまくいくと思います。


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